子宮体癌検査で麻酔をかけるの?

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ここでは、「子宮体癌検査で麻酔をかけるのか」
についてお話します。

 

子宮体癌の検査といえば、
人によっては

 

「ものすごく激痛だ」

 

と言う方もいます。

 

しかし、中には痛みがないよう
麻酔をする検査もあります。

 

そこで、今回は子宮体癌の
検査の麻酔についてまとめました。

 

子宮体癌とは

 

子宮体癌とは、子宮体部の内側に
ある内膜にできる癌を言います。

 

内膜は月経の際に剥がれるため
月経のある若い女性は滅多に発症しません。

 

しかし、閉経している女性や
月経不順のある女性は内膜が

 

剥がれること無く過剰に増殖するため
子宮体癌のリスクが高まります。

 

低用量のピルを内服し定期的に
月経を起こすと子宮体癌の予防に

 

なりますし、5年以上内服している
女性は発症率が低いです。

 

子宮体癌の検査内容

 

地方自治体などでよく子宮癌検診の
話を聞きますが、子宮癌検診は主に

 

子宮頸癌がメインであり子宮体癌
までは検査しません。

 

なので、検査をする際は病院へ
子宮体癌の検査としっかりと
伝えてください。

 

子宮頸癌と子宮体癌の検査内容は
違うので、子宮頸癌の検査では
子宮体癌の状態を視ることはできません。

 

子宮体癌の検査内容は、
初めは細胞診といい子宮奥に

 

2.5〜3ミリの細長い器具を
入れて子宮内膜の細胞を
こすって採取します。

 

この検査は多少痛みはありますが
麻酔するほどではありません。

 

細胞に異常が見られた場合は
内膜組織診を行います。

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この検査では子宮内膜の一部を
採取して異常を調べます。

 

広範囲にかけて調べるため
4カ所を採取します。

 

痛みはありますが麻酔はしません。

 

また検査後出血がありますが
特に問題はありません。

 

これらの検査では子宮口から
器具を挿入しますが、閉経後であったり

 

出産経験がなく子宮口が硬く開かない
場合は痛みが伴うので麻酔をしたり
子宮口を広げる処置を行います。

 

これらの検査で異常があった場合は
さらに精密検査として

 

「子宮内膜全面掻爬」

 

という手術を行います。

 

この手術は入院し全身麻酔で行い、
子宮内膜をすべて掻きだして
癌細胞がないか確認します。

 

この手術は堕胎手術の際と
同じ方法になります。

 

この検査で複雑型異型内膜増殖症
という状態であると診断されたら、
今後癌化するため子宮を摘出します。

 

検査費用

 

検査の初期では
5,000〜6,000円前後

 

になりますが、精密検査になると
20,000円程度になります。

 

しかし、病院や健康保険、
地方自治体などで費用は

 

異なりますので検査予約時に
確認が必要です。

 

また、生理前は子宮内膜が厚く
なってしまうので生理後に
検査をする病院もあります。

 

不安な方は事前に病院へ
確認してください。

 

このように、検査には麻酔を
使う検査と使わない検査がありますし、

 

子宮口の状態によっては初期の
検査でも麻酔を使う場合があります。

 

痛みは個人差ありますが、
もし痛みが怖くて不安な場合は、
医師に事前に相談しておくと良いです。

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